女性の選択

 私の生きてきた年月で記憶が無い年月が有ったのを夜明け前から思い出しました。

 昨日電話した歳上女性に関する家族の詳細を思い出したのです。

 マァ、私の生家の近所の家に父母が田畑作業時には弁当を母が作って呉れて、姉と二人で預けられていました。4,5才頃から2年程だった覚えです。

 50才頃の姑お母さんが居て、寝付いていた老姑さんも居ました。私の7才上のTちゃんが末っ子でした。
 上には?はっきりした兄さんの人数も知らなかった私です。女の子は三人でした。昨日電話した女性は其処の長女さんなのです。

 複雑な家庭の記憶です。




さまざまを思い出した私は、私が45才頃に跡取り次男嫁さんが自死でした。長男の方はK市に居住でした。

 何故、跡取り嫁さんの方は自死だった?と当時様々考えてしまいました。

 そうして、私の生まれた家は説明が出来る事情が存在する家だったと確り理解できました。

 末っ子Tちゃんは悩み苦しみ青春時代を生き抜いたのだった。其処の家に嫁いだHさんの悩みは果しなかったと悟りました。

 人は一人づつが与えられた定めを理解し生きねばならないが、自死を選択しか無かったHさんの気持ちをNさんに電話しました。


 村社会の私の生まれた30年前頃の出来事を綴りました。